さて、今回久しぶりに函館に行ったのですが、
いつ以来かと考えたら前回は2012年、4年前でした。
小田さんの『その日が来るまで』ツアーの青森に行くために乗り換えした時です。
その時はJR駅の中をちょっと見て、朝市で自分用のお土産
「サケのハラス」と「イカのトンビ(口部分の珍味)」だけ買ったような。
この度もいつも通りの一泊とんぼ返りなので、観光はちょっとだけでした。
函館駅のすぐ近くにかつての青函連絡船「摩周丸」が展示されているので
そちらに向かうことにしました。
夢や希望や
悲しみや出会いや
別れを運んで
中は青函連絡船の記念館になっており、その歴史や模型、
使用された用具等沢山展示されています。
模型も立派です
操舵室は機械が
沢山ありました
操舵室から望む
函館山
函館に船が着く時こんな風に見えたのでしょうね。
右には函館どっく
私も中・高生の時修学旅行は青函連絡船で海を超えました。
カーペット敷の客室で友達と話したことや、
津軽海峡でイルカの群れを見たことなど思い出しました。
因みに主人はグリーン椅子席に座ったことがあるとか・・・
(どうも主人はグリーン席が好きなようで・・・まあ体が楽ですしね)
今年3月北海道新幹線が函館まで開通しました。
でもそこにたどり着くまでには数えきれない苦労がありました。
1954年の台風15号(洞爺丸台風)は、北上中に発達し、
湾内、湾外に碇を下して停泊していた5隻の連絡船を沈没させ
1,000人以上の犠牲者を出しました。
この大災害を大きな契機として戦前からも要望があった
本州と北海道を結ぶトンネルの建設が具体化されていったのです。
青函トンネルの工事もまた幾つもの苦難を犠牲を乗り越えて完成し、
今新幹線が行き来するようになりました。
感謝の気持ちを持ち続けていきたいと思っています。